メッセージプラスとは?料金や評判・+メッセージとの違いを徹底解説
ペーパーレス化やテレワークの定着に伴い、オフィスに固定のFAX機を置かず、パソコンやスマートフォンでFAXを送受信できる「インターネットFAX」への移行が急速に進んでいます。数あるサービスの中でも、低コストかつ「留守番電話機能」を備えた独自のクラウド型通信ツールとして長く支持されているのがメッセージプラス(Message+)です。
しかし、導入を検討する多くのユーザーが大手携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のメッセージアプリ「+メッセージ(プラスメッセージ)」と混同していたり、050番号特有の制限や料金体系の注意点を把握しないまま契約してミスマッチを起こす事例も少なくありません。本記事では、メッセージプラスの基本構造から2026年最新の料金プラン、実際の利用者の口コミ・評判、競合他社との徹底比較、そして失敗しないための解約手順まで、客観的なデータに基づいてわかりやすく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:メッセージプラスは専用の「050番号」を使い、PCやスマホアプリでFAX送受信と留守番電話の録音データ確認が一元管理できるクラウド通信サービス。
- 要点2:大手キャリアのチャットアプリ「+メッセージ」とは全くの別物であり、年払い契約なら月額換算871円(税込)・受信料完全無料で業界最安級のコストパフォーマンスを誇る。
- 要点3:東京03や大阪06などの地域市外局番が取得できない点や送信単価の仕組みなど、導入前に把握すべきデメリットと向き不向きが存在する。
【基礎知識】メッセージプラスとは?インターネットFAXの仕組みと基本概要
メッセージプラス(Message+)は、株式会社エディックワークスが提供するクラウド型のインターネットFAX・留守番電話統合サービスです。従来の電話回線や複合機を使わず、インターネット回線を経由してFAXの送信・受信・閲覧を行います。
契約すると1アカウントごとに専用の「050」から始まるIP電話番号が発行されます。送信相手が従来の複合機からその050番号宛てにFAXを送ると、データはクラウドサーバーを通じてPDFなどのデジタルデータに変換され、利用者のパソコンブラウザ(Web管理画面)や専用のスマートフォンアプリ(iOS / Android)に即座に届きます。
メッセージプラス最大の特徴は、FAX機能だけでなく「留守番電話機能」が標準装備されている点です。専用番号に着信した音声メッセージをWAVE形式の音声ファイルとして録音し、メール添付やアプリ上で直接再生できる仕組みを備えており、1つの番号で「FAX受信機」と「留守番電話機」の2役を完全にペーパーレスでこなします。

致命的な誤解を解消|「+メッセージ」と「メッセージプラス」の決定的な違い
ネット検索や問い合わせにおいて極めて頻繁に見受けられるのが、通信大手3社が提供する「+メッセージ(プラスメッセージ)」との混同です。名前の語順が似ているため同一視されがちですが、サービスの性質・開発元・用途は根本的に異なります。
両者の違いを明確に整理すると以下の通りです。
- +メッセージ(プラスメッセージ):NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクが共同で提供する「RCS(リッチコミュニケーションサービス)」規格のメッセージアプリ。携帯電話番号同士でテキスト、写真、スタンプ、大容量ファイルをやり取りするLINEに近い個人・法人向けチャットツール。
- メッセージプラス(Message+):オフィス業務や個人事業主をターゲットにした「クラウドFAX&留守番電話サービス」。取引先との帳票・受発注書のFAXやり取りや、音声メッセージの受信を目的としたビジネス通信インフラ。
「取引先からFAXを受け取るために契約したい」「オフィスの固定FAX番号を廃止してスマホで書類を確認したい」という目的に合致するのはメッセージプラスです。スマートフォンのSMS代替ツールを探しているのか、受発注や契約業務に使うFAXを探しているのかを取り違えないよう注意が必要です。
【2026年最新】メッセージプラスの料金プランと主要クラウドFAX比較検証
メッセージプラスの料金体系は極めてシンプルで、「年払い」と「月払い」の2つのプランから選択できます。初期費用を抑えて短期間だけ試すか、年間契約でランニングコストを大幅に削るかが選定のポイントです。
具体的な料金設定は以下の通りです。
- 年払いプラン:初期費用 1,100円(税込) / 年会費 10,450円(税込・月額換算で約871円)
- 月払いプラン:初期費用 1,100円(税込) / 月額費用 1,045円(税込)
- 受信料金:何枚受信しても完全無料(0円)
- 送信料金:1枚あたり 16.5円(税込・メッセージプラス同士は完全無料)
- 留守番電話利用料:月額基本料金に含まれ追加料金0円
特に注目すべきは「FAX受信が何枚でも無料」である点です。他社サービスでは月間規定枚数(例:月150枚まで)を超えると1枚あたり10円前後の従量課金が発生するケースが多い中、メッセージプラスは受発注業務などで大量のFAXを受信する事業者にとって絶大なコスト削減効果を生み出します。
主要な競合クラウドFAXサービスとの比較データを以下の表にまとめました。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 月額コスト(年払換算) | 約871円(年額10,450円) | 1,000円〜2,000円前後 | 年間契約を結ぶことで業界トップクラスの安さを実現。 |
| FAX受信料金 | 完全無料(無制限) | 一定枚数超過で8〜11円/枚 | 受信メインの利用形態において圧倒的なアドバンテージ。 |
| FAX送信料金 | 16.5円 / 枚 | 8.8円〜15円 / 枚 | 他社(eFaxなど)と比較して送信単価はやや高めの水準。 |
| 利用可能電話番号 | 050番号のみ | 東京03・大阪06など全国主要都市 | 地域番号が必須の業種では最大のボトルネックとなる。 |
| 付加機能(留守電) | 標準搭載(音声ファイル化) | 非対応または別料金 | 一人社長や現場作業従事者にとって唯一無二の強み。 |

【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えたリアル
実際のビジネス現場において、メッセージプラスはどのように評価されているのでしょうか。SNS、ユーザーコミュニティ、レビューサイト等に投稿された実際の口コミと利用実態を分析しました。
高評価を集めるメリットとポジティブな口コミ
- 「外出先からスマホで即座にFAX内容を確認・返信できる」
建設業や不動産業の現場従事者から、外出先でもスマホアプリで届いた図面や見積書を確認でき、業務スピードが大幅に向上したという声が多数挙がっています。 - 「受信用途ならどれだけ受信しても月額1,000円以下で固定できる」
毎日数十枚の受発注伝票が届く飲食店や小規模卸売業において、従量課金を気にせず定額運用できる経済性が高く評価されています。 - 「留守番電話の音声をメールで聞けるため電話番が不要になった」
電話がかかってきた際、相手のメッセージが音声ファイルとして自動送信されるため、移動中や打ち合わせ中でも商談機会の損失を防げる点に支持が集まっています。
導入前に知るべきデメリットとネガティブな口コミ
- 「市外局番(03や06)が使えず、名刺に載せる際に信用面で不安がある」
050番号しか選べないため、地域密着型の店舗や企業の代表番号として「東京03」などを希望するユーザーにとっては選定外となるケースが見られます。 - 「送信枚数が多い月は請求額が跳ね上がる」
1枚あたり16.5円の送信料がかかるため、毎月数百枚以上のDMや広報FAXを一斉送信する用途には向いていません。 - 「海外へのFAX送信に対応していない」
越境ビジネスや海外取引先へのFAX送信機能は用意されていないため、グローバル展開を行う企業は注意が必要です。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
インターネット上の情報には、一部古いデータや誤解を招く表記が存在します。契約後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、以下の3つのポイントを正確に理解しておく必要があります。
第1の盲点は「050番号へのFAX送信を拒否・制限している送信元が稀に存在する」点です。
発信側の電話回線設定や一部の古い構内交換機(PBX)において、IP電話宛の通話・通信を制限しているケースがあります。主要な取引先とのやり取りで050宛てに問題なく送信できるか、事前に確認しておくと安心です。
第2の盲点は「メッセージプラス同士の無料通信」の適用範囲です。
「相手もメッセージプラスを使っていれば送信料が完全無料」という仕様は大きな強みですが、取引先が他社のクラウドFAX(eFaxや秒速FAXなど)や一般の複合機を使っている場合は、当然ながら通常の送信料(16.5円/枚)が発生します。
第3の盲点は「既存の固定電話番号(03番号など)のポータビリティには非対応」という点です。
現在オフィスで使っているNTT等の固定番号をそのままメッセージプラスへ引き継ぐ(LNP)ことはできません。メッセージプラスを導入する場合は、新規に発行される050番号をFAX専用番号として周知し直す必要があります。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
通信コストの適正化と業務プロセスのDXという観点から、メッセージプラスの導入が最適な成果をもたらす人物像と、他社サービスを検討すべき人物像の境界線を定義します。
メッセージプラスが最適な人(強くおすすめできる条件)
- FAXの利用用途が「受信メイン」の事業者・個人事業主(月間の送信枚数が少なく、受信頻度が高い場合)
- 一人会社、フリーランス、少人数オフィスで、電話番を置かずに留守電とFAXをスマホ1台で完結させたい人
- 年払い契約で年間の通信費を1万円前後に抑え込みたいコストパフォーマンス重視の企業
- 紙代、インク代、複合機のリース代を完全にゼロにしてペーパーレス化を進めたい現場
慎重な検討または他社推奨の人(おすすめできない条件)
- 名刺やWebサイトに「東京03」「大阪06」などの地域市外局番を明記したい企業(全国主要都市の市外局番が選べるeFaxやMOVFAXが有力候補)
- 毎月数十〜数百枚単位で大量のFAXを一斉送信する事業者(送信単価が10円未満の秒速FAX送信やFNX e-受信などが有利)
- 海外拠点との間で日常的にFAXのやり取りが発生する企業
導入手順と知っておくべき解約方法・ログイン手順
契約および運用の実務フローについても確認しておきましょう。申し込みから利用開始まではすべてオンライン上で完結します。
ログインと日常の操作フロー
契約完了後、発行された「050番号」と「パスワード」を使用してメッセージプラスの公式サイト上の「Webログイン画面」または「スマートフォン専用アプリ」にログインします。
- 受信確認:ログイン後のメッセージトレイに届いたデータが一覧表示され、ワンクリックでPDFプレビューや音声再生が可能です。
- 送信手順:「新規FAX送信」画面から宛先番号を入力し、PDFやWord/Excelファイルをドラッグ&ドロップして送信ボタンを押すだけで完了します。
解約方法と手続き上の注意点
解約を希望する場合は、メッセージプラスの「会員専用Webサイト(管理画面)」からオンライン上で解約申請を行います。電話連絡や書類の郵送は不要です。
注意点として、年払いプランで契約している場合、契約期間の途中で解約しても残存期間分の月割り・日割り返金はありません。また、解約処理が完了した瞬間からその050番号は使えなくなり、トレイ内の過去送受信データも閲覧できなくなるため、必要な重要書類は必ず解約前にパソコンへ一括ダウンロードしてバックアップを取っておく必要があります。
【メッセージプラスとは】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:スマートフォンだけでもメッセージプラスを利用できますか?
A1:はい、完全にスマートフォンのみで利用可能です。専用のiOS/Androidアプリが提供されており、FAXの受信通知、閲覧、カメラで撮影した書類の送信、留守番電話の音声再生までスマホ1台で完結します。
Q2:メッセージプラスで手書きの返信を送ることはできますか?
A2:スマートフォンアプリ上で受信したFAXデータに対し、手書き入力機能を使ってサインやコメントを書き加え、そのまま返信送信することができます。一度印刷して手書きし、再度スキャンする手間が省けます。
Q3:年払いプランから月払いプランへの変更は可能ですか?
A3:契約更新のタイミングでプラン変更手続きが可能です。ただし、年間契約期間の途中での即時変更や差額返金には対応していないため、更新月の前月までに会員サポート画面から変更手続きを行う必要があります。
Q4:留守番電話の録音時間はどのくらい保存されますか?
A4:1件あたり最大数分間のメッセージを明瞭な音声で録音可能です。サーバー上のメッセージ保存容量・保存期間(標準で100件または一定期間)には上限があるため、重要な音声データはメール転送機能を使って手元の端末やクラウドストレージに保存しておく運用が推奨されます。
まとめ:自社の通信コストと業務フローに最適な選択を
メッセージプラスは、「月額実質871円〜・受信無制限無料・留守番電話機能付き」という、他社にはない明確な強みを持ったインターネットFAXサービスです。
市外局番が使えず050番号に限定される点や送信単価の仕組みといった特性を正しく理解した上で、受信用途や少人数体制のバックオフィス自動化に活用すれば、日々の通信コストと事務負担を劇的に圧縮することができます。自社のFAX送信枚数、番号のブランド要件、留守電機能の必要性を照らし合わせ、最適なクラウド通信環境を構築してください。 (出典: メッセージ プラス と は(Yahoo!ニュース))