莉犬くんの性別の真相とは?FTM公表の理由と胸の手術・現在までの軌跡
2.5次元アイドルグループ「すとろべりーぷりんす(すとぷり)」の赤色担当として、絶大な支持を集める莉犬(りいぬ)くん。卓越した歌唱力と少年のような愛らしいハイトーンボイス、さらにはプロの声優としても第一線で活躍する多彩なエンターテイナーです。その一方で、ネット上では「莉犬くんの性別は男性?女性?」「性別を公表した背景には何があったのか」といった疑問や関心が今も絶えません。
莉犬くんは自身の性別について、身体の性が女性、心の性が男性である「FTM(Female to Male)の性同一性障害」であることを勇気を持って公表しています。なぜ自らのアイデンティティを打ち明ける決断を下したのか、幼少期から抱え続けてきた苦悩や胸の手術を経て歩んできた現在地、そして表現者としての真価について、一次情報と手記の証言をもとに徹底検証します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:莉犬くんは身体の性が女性、心の性が男性である「FTM(性同一性障害)」であることを2017年に公式発表している。
- 要点2:公表の背景には、壮絶な家庭環境や心身の不一致に苦しんだ過去があり、同じ苦しみを抱えるリスナーの「居場所」になりたいという強い覚悟があった。
- 要点3:2022年の胸の手術(乳腺摘出)を経て、声優・歌い手・アイドルとして自分自身の生を全うし、唯一無二の表現者として確固たる地位を築いている。
【性別の真相】すとぷり・莉犬くんはFTM(性同一性障害)を公式公表
莉犬くんの性別に関する真相は、「身体の性は女性として生まれ、心の性は男性であるFTM(性同一性障害)」です。
公表が行われたのは、すとぷりの活動が本格化していた2017年9月2日のことでした。自身の公式SNS(現X)に長文のメッセージを投稿し、幼い頃から抱えてきた性自認の違和感と、性同一性障害の診断を受けている事実をファンに向けて初めて打ち明けました。
当時、ネットシーンで急成長を遂げていた男性アイドルユニットのメンバーが、自らの身体の性別やトランスジェンダーであることをカミングアウトすることは、極めて異例の決断でした。本人は「受け入れてもらえないかもしれない」「活動を続けられなくなるのではないか」という凄まじい恐怖と闘いながらも、応援してくれるリスナーに対して嘘偽りのない自分でありたいという誠実さから告白を決意しました。この告白はファンの間で驚きとともに圧倒的な温かさで迎えられ、彼の人間性と表現に対する信頼を強固なものにしました。

公表に至った決定的な理由|楽曲『生まれてから』と壮絶な過去
莉犬くんが性別を公表するに至った背景には、単なる「事実の共有」にとどまらない、壮絶な生い立ちと心理的葛藤が存在します。
2021年に公開されたオリジナル楽曲『生まれてから』や、公式YouTube動画「生まれてから、」、そして初の公式ファンブック『莉犬めもりー』の中で、莉犬くんは幼少期の家庭環境と心の傷について克明に振り返っています。
幼い頃からスカートを履くことや女の子らしい振る舞いを強いられることに耐え難い違和感を覚えていた莉犬くんは、家庭内での激しい不和や家族関係の軋轢に直面していました。母親との間で生じた感情のすれ違いや、自己の存在を全否定されるような言葉の暴力、経済的・精神的な困窮の中で、「自分は生まれてこないほうがよかったのではないか」という深い自己嫌悪に苛まれる日々を過ごしていたと告白しています。
そうした暗闇の中で唯一の光となったのが、インターネットを通じた歌や声の活動でした。ネットの世界で誰かの声に救われた経験から、「今度は自分が、生きることに絶望している誰かの居場所になりたい」という使命感が芽生えました。自らの過去やFTMであることを隠さずに曝け出すことで、同じように孤独や生きづらさを抱える人々に「生きていていいんだ」というメッセージを届けることこそが、性別公表の決定的な理由でした。
【胸の手術と身体的変化】2022年の報告と現在に至るステップ
莉犬くんは心の性に従って生きるため、精神面だけでなく身体面においても一歩ずつ前進を続けてきました。その大きな節目となったのが、2022年12月に報告された「性別適合に向けた胸の手術(乳腺摘出手術)」です。
女性特有の身体的特徴である胸の膨らみは、FTM当事者にとって日常生活や鏡を見る瞬間ごとに強い精神的苦痛(性別違和)をもたらす要因となります。莉犬くんは活動初期から胸を潰すインナー(ナベシャツなど)を着用して激しいダンスレッスンやライブに臨んでいましたが、長時間の圧迫は肋骨の変形や呼吸困難など、身体に多大な負荷をかけ続けていました。
医師との入念な相談と療養期間を経て行われた胸の手術の成功は、肉体的な苦痛からの解放であると同時に、真の自分自身としてステージに立つための不可欠なプロセスでした。活動を一時セーブして身体と向き合ったこの決断に対し、ファンからは数万件に及ぶ応援と祝福のメッセージが寄せられました。
【データで見るプロフィール】年齢・本名・声優経歴・実写活動の全貌
莉犬くんの魅力を語る上で欠かせないのが、アイドル活動の枠に収まらない多彩なキャリアです。基本データと活動実績を整理した比較表は以下の通りです。
| 項目 | 公式情報・詳細データ | エンタメ界の一般的な傾向 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 性自認(アイデンティティ) | FTM(身体:女性 / 心:男性) | 非公表または限定的開示が多い | 自らの言葉で発信し、多様性の象徴的アイコンに |
| 生年月日・年齢 | 1998年5月24日(2026年時点で28歳) | 非公開または設定年齢制 | 誕生日をファンと祝う文化が定着し、高い結束力を生む |
| 本名 | 完全非公開 | ネット発タレントは原則非公開 | プライバシー保護とブランド確立を両立 |
| 声優としての経歴 | 『妖怪学園Y』蛇山チアキ役など多数の名義出演 | 専門養成所出身者が主流 | 少年役から少女役まで演じ分ける卓越した演技力と両声類の技術 |
| 実写・顔出し活動 | ライブ、ファンミ、実写MV等で公開 | イラスト主体または完全非公開 | 端整で中性的なビジュアルが実写現場での熱狂を牽引 |
声優活動においては、本名ではなく「こいぬ」名義や「莉犬」名義を使い分け、テレビアニメ『走り続けてよかったって。』や『妖怪学園Y 〜Nとの遭遇〜』のメインキャスト、さらには劇場版アニメ作品でも堂々たる演技を披露してきました。少年の繊細な揺らぎからコミカルなキャラクターまで幅広く演じ分けられる声優技術は、単なる「歌い手の副業」の域を完全に超えています。
【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えたリアル
莉犬くんの性別公表とこれまでの歩みは、受け手であるファンやネットコミュニティにどのような影響を与えているのでしょうか。SNS上の反響やライブ会場での実態を検証すると、非常に深い共感の輪が広がっていることが分かります。
SNSや知恵袋等のコミュニティでは、「莉犬くんの告白を聞いて、自分のセクシャリティに自信が持てるようになった」「親との関係に悩んでいたけれど、『生まれてから』を聴いて生きる勇気をもらった」といった、人生観レベルで救われたという投稿が無数に見受けられます。
実際のドームツアーやアリーナライブの現場を観察すると、客層は10代〜20代の女性を中心に、親子連れや男性ファンまで幅広い層が詰めかけています。莉犬くんがステージ上で見せる一挙手一投足、力強く前を向くMCの言葉には、表面的なアイドル性を超えた「人間としての泥臭い強さ」が宿っており、客席の涙を誘う光景が日常的に見られます。自らの弱さや過去の痛みを隠さずに共有するスタイルこそが、強烈なエンゲージメントを生み出す源泉となっています。

一般に知られていない盲点とネットの誤解
莉犬くんの性別やキャラクターに関して、ネット上の一部で生じている誤解についても整理しておく必要があります。
誤解1:「人気取りやビジネスのために性別を公表した」という見方
一部の心ない言説として「話題作りのための公表ではないか」という声が散見されますが、これは明確な誤りです。2017年当時のネットカルチャーにおいて、性同一性障害の告白は活動停止や誹謗中傷に直結しかねない極めてハイリスクな行為でした。手記や関係者の証言からも、活動初期の段階で激しい不安に苛まれながらも「リスナーに嘘をつきたくない」という一心で下された決断であったことが証明されています。
誤解2:「可愛い声=女性として歌っている」という混同
莉犬くんの特徴である愛らしく高い声質から、声のトーンと性自認を結びつけて誤解するケースがあります。しかし、アニメや声優の世界で女性声優が少年役を演じるのと同様、莉犬くんの高音域や表現力は彼が磨き上げてきた卓越した技術(いわゆる両声類としての技術)であり、内面の性自認(男性)とは独立した表現スキルです。
【プロの結論】心理的バウンダリーと自己受容が生んだ唯一無二の表現者
莉犬くんの半生を心理学および家族社会学の視点から分析すると、「毒親問題や共依存の連鎖を断ち切り、自らのアイデンティティを再構築した稀有な成功事例」として捉えることができます。
機能不全家族や過度な期待・否定に晒された子どもは、しばしば「他人の期待に応える偽りの自分」を演じ続け、自己肯定感を著しく低下させます。莉犬くん自身もかつては母親の顔色を伺い、周囲の求める「普通の女の子」になれない自分を責め続けていました。
しかし、歌という表現手段を通じて他者との健全な「心理的バウンダリー(境界線)」を確立し、過去のトラウマを創作(『生まれてから』等の楽曲や手記)へと昇華させました。痛みを否定せず、ありのままの自己を受け入れる「自己受容(Self-Acceptance)」を達成したからこそ、彼の言葉と歌声には他者の孤独を包み込む圧倒的な説得力が宿っています。
莉犬くんの生き方は、性的マイノリティの当事者にとどまらず、「人間関係に苦しみ、自分を好きになれないすべての人」にとって、自分らしい人生を切り拓くための普遍的な勇気を与え続けています。
【莉犬くんの性別】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:莉犬くんの現在の戸籍上の性別はどうなっていますか?
A1:莉犬くんは身体の性が女性、心の性が男性であるFTMであることを公表し、胸の手術を受けたことを明かしていますが、戸籍上の性別変更(法的な性別変更手続きの完了有無)についてはプライベートな領域であるため公式には明言されていません。本人の性自認を尊重することが大切です。
Q2:すとぷりメンバーは莉犬くんの性別公表をどう受け止めましたか?
A2:メンバーは莉犬くんの告白を全面的に受け入れ、深い理解と絆で支え合っています。公式放送やライブでも性別の壁を感じさせない自然なチームワークが築かれており、グループ全体の強固な信頼関係につながっています。
Q3:声優としての出演作品にはどのようなものがありますか?
A3:テレビアニメ『妖怪学園Y 〜Nとの遭遇〜』(蛇山チアキ/スカイスネーカー役)や『走り続けてよかったって。』(具志堅シオリ役)、映画『劇場版すとぷり はじまりの物語』などに出演しています。少年役から感情豊かなキャラクターまで高い評価を得ています。
まとめ:莉犬くんが切り拓く未来とファンへ届けるメッセージ
すとぷり・莉犬くんの性別の真相は、身体の性が女性、心の性が男性である「FTM(性同一性障害)」です。その歩みは決して平坦なものではなく、壮絶な家庭環境、性別違和による苦しみ、そして胸の手術といった数々の試練を乗り越えた末に築き上げられたものでした。
過去の傷やコンプレックスを隠すのではなく、表現の力に変えてリスナーの居場所を作り続ける莉犬くん。多様な生き方が認められる時代において、自らの存在そのものでファンに光を灯し続ける彼の活動から、今後も目が離せません。 (出典: 莉 犬 くん 性別(Yahoo!ニュース))